GⅡ京都新聞杯(2021年)過去5年の傾向

グレードレース傾向

2021年5月8日に中京競馬場で開催予定のGⅡ京都新聞杯を過去5年のデータをもとに傾向を紐解いていきます。

特に注目した傾向は

  1. 所属トレセンから見る傾向(美穂所属馬に注意)
  2. 生産者から見る傾向(ノーザンファーム生産馬に注目)
  3. 馬体重から見る傾向(480~500㎏の馬に注目)

以上の3項目です。

それでは、お付き合いよろしくお願いします。

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基本情報

西暦会場年齢グレード斤量芝・ダート距離頭数馬場
2020年京都32馬齢220013
2019年京都32馬齢220014
2018年京都32馬齢220017
2017年京都32馬齢220012
2016年京都32馬齢220014

西暦1着2着3着
2020年ディープポンドマンオブスピリットファルコニア
2019年レッドジェニアルロジャーバローズサトノソロモン
2018年ステイフーリッシュアドマイヤアルバシャルドネゴールド
2017年プライナムパレットサトノクロニクルダノンディスタンスス
2016年スマートオーディンアグネスフォルテロイカバード

過去5年出走条件の変更、取消・除外馬はありません。ただし今年の本レースは、京都競馬場の改修工事に伴い京都競馬場から中京競馬場に会場を変更して開催される予定ですのでご注意ください。

確定人気と確定オッズから見る傾向

1.確定人気

下の表は、過去5年の1~3着馬の人気順をまとめたものです。

西暦1着2着3着
2020年432
2019年1127
2018年7114
2017年216
2016年194
数字は人気順

1番人気の成績は良くありません。1~3番人気の馬が馬券に絡んでない年もあり。2桁人気馬も好走していることから、かなり荒れ模様になることもあることがわかります。このことから人気薄の馬であっても、積極的に狙っていきたいと考えます。

2.確定オッズ

下の表は、過去5年の1~3着馬の確定オッズをまとめたものです。

西暦1着2着3着
2020年10.78.66.0
2019年34.65.213.0
2018年12.826.310.2
2017年4.23.917.9
2016年2.041.57.2
数字は倍率

確定人気でも述べましたが、オッズを見てもかなり荒れる傾向のレースであることが見て取れます。オッズの低い馬でも紐に加えるだけでなく、場合によっては本命馬をあえてそちらから選ぶ選択しがあっても良いと考えます。

走破時計と上り推定時計から見る傾向

1.走破時計

下の表は、過去5年の1~3着馬の走破時計をまとめたものです。

西暦1着2着3着馬場
2020年02:11.702:11.702:12.0
2019年02:11.902:11.902:12.3
2018年02:11.002:11.302:11.3
2017年02:15.202:15.202:15.2
2016年02:12.602:12.702:12.9

近3年は5年間の中で速い時計の決着が目立ちます。それらが影響するのか近3年の方がレースは荒れ模様となっています。

2.上り推定時計

下の表は、過去5年の1~3着馬の上り推定時計をまとめたものです。

西暦1着2着3着
2020年35.435.136.0
2019年34.735.335.3
2018年34.634.333.9
2017年33.634.034.2
2016年33.834.534.3

こちらも同様に、近3年は上り時計がかかる傾向が見て取れます。このことからスタミナが求められるレース展開が予想できます。

今年は開催競馬場が例年と異なるので、このデータ自体がどこまで有効かを見極めながら参考にしたいと考えています。

脚質(各コーナー通過順位)

下の表は、過去5年の1~3着馬それぞれの各コーナー通過順位をまとめたものです。

1着馬

西暦1コーナー2コーナー3コーナー4コーナー頭数
2020年556613
2019年889914
2018年222217
2017年877912
2016年131312914
数字は通過順

2着馬

西暦1コーナー2コーナー3コーナー4コーナー頭数
2020年9109813
2019年111114
2018年111110517
2017年444312
2016年222214
数字は通過順

3着馬

西暦1コーナー2コーナー3コーナー4コーナー頭数
2020年874413
2019年437714
2018年1313131217
2017年222212
2016年998714
数字は通過順

かなりバラツキがあり傾向を読み取ることが難しいと感じています。その中でも1着馬は後方一気ではなく中団もしくは中団やや後方でレースを進めている馬が多い印象を受けます。

脚質自体もレースの開催コースの影響を受けやすいと思うので、これらのデータも脚質と同様に参考程度に考えていきたいと思います。

枠番から見る傾向

下の表は、過去5年間の1~3着馬の枠番をまとめたものです。

西暦1着2着3着
2020年577
2019年734
2018年748
2017年832
2016年276
数字は枠番

次に、上の表を勝率・連対率・複勝率になおしたものです。

枠番勝 率連対率複勝率
1枠000
2枠20106.7
3枠02013.3
4枠01013.3
5枠20106.7
6枠006.7
7枠404033.3
8枠201013.3
数字は%・小数点第1位未満は四捨五入

枠番に関しては開催コースの影響をかなり受けると考えますので、ほとんど参考にならないと考えます。

所属トレセンから見る傾向

下の表は、過去5年間の1~3着馬の所属トレセンをまとめたものです。

西暦1着2着3着
2020年栗東栗東栗東
2019年栗東栗東栗東
2018年栗東栗東栗東
2017年栗東栗東栗東
2016年栗東栗東栗東

ご覧の通り過去5年美穂所属の馬は馬券圏内ににゅうせんしていません。過去5年間で美穂所属馬の出走頭数は5頭しかいないので大きな違いと言えませんが、美穂所属馬が出走してくる場合は少し注意が必要かもしれません。

生産者から見る傾向

下の表は、過去5年間の1~3着馬の生産者をまとめたものです。

西暦1着2着3着
2020年村田牧場ノーザンファーム社台ファーム
2019年社台ファーム飛野牧場ノーザンファーム
2018年社台ファームノーザンファームパカパカファーム
2017年岡田スタッドノーザンファームノーザンファーム
2016年スカイピーチステーブル富田牧場ノーザンファーム

次に、ノーザンファーム生産者の勝率・連対率・複勝率を算出したものです。

生産者頭数勝 率連対率複勝率
ノーザンファーム生産馬2001525
数字は%・小数点第1位未満は四捨五入

過去5年はノーザンファーム生産馬から勝ち馬はでていません。しかし複勝率はそれなりに優秀な成績をおさめていると感じます。またノーザンファーム生産馬のなかでも確定人気と比較して見ると、中位人気馬が好走していることが見て取れます。それらの馬には注目して行きたいと考えています。

馬体重から見る傾向

下の表は、過去5年間の1~3着馬の馬体重をまとめたものです。

西暦1着2着3着
2020年482㎏490㎏444㎏
2019年480㎏494㎏550㎏
2018年454㎏464㎏440㎏
2017年480㎏456㎏522㎏
2016年482㎏438㎏440㎏

次に、上の表を20㎏ごとに勝率・連対率・複勝率になおしたものです。

馬体重勝 率連対率複勝率
500kg以上0013.3
480kg〜806040
460kg〜0106.7
460kg未満203040
数字は%・小数点第1位未満は四捨五入

最後に、各20㎏ごとの馬体重別に勝率・連対率・複勝率を算出したものです。

馬体重頭数勝 率連対率複勝率
500kg以上120016.7
480kg〜2218.227.327.3
460kg〜1805.65.6
460kg未満185.616.733.3
数字は%・小数点第1位未満は四捨五入

480㎏~500㎏までの馬体重の馬が好走していることが見て取れます。また460㎏以下の馬が好走していますが、それらは脚質と合わせて見ると前目でレースを進めている馬が多い事が見て取れます。このことから馬体重の軽い馬でも前目で競馬できる馬には注意が必要だと考えています。

3歳のこの時期の馬体重はかなり大きな予想材料だと感じています。逆に460㎏未満の馬の好走はコース条件に影響を受けている可能性があると考えるので注意が必要だと思います。

まとめ

  • 確定人気から見る傾向では、1番人気の成績は良くありません。1~3番人気の馬が馬券に絡んでない年もあり。2桁人気馬も好走していることから、かなり荒れ模様になることがあります。このことから人気薄の馬であっても、積極的に狙っていきたいと考えます。
  • 確定オッズから見る傾向では、確定人気同様に、オッズを見てもかなり荒れる傾向のレースだと感じます。オッズの低い馬でも紐に加えるだけでなく、場合によっては本命馬をあえてそちらから選ぶことも考えていきたいと思います。
  • 走破時計から見る傾向では、近3年は5年間の中で速い時計の決着が目立ちます。それらが影響するのか近3年の方がレースは荒れ模様となっています。
  • 上り推定時計から見る傾向では、こちらも走破時計のデータ同様に、近3年は上り時計がかかる傾向が見て取れます。このことからスタミナが求められるレース展開が予想できます。
  • 脚質(各コーナー通過順位)から見る傾向では、かなりバラツキがあり傾向を読み取ることが難しいと感じています。その中でも1着馬は後方一気ではなく中団もしくは中団やや後方でレースを進めている馬が多い印象を受けます。
  • 枠番から見る傾向では、枠番に関しては開催コースの影響をかなり受けると考えますので、ほとんど参考にならないと考えます。
  • 所属トレセンから見る傾向では、過去5年美穂所属の馬は馬券圏内ににゅうせんしていません。過去5年間で美穂所属馬の出走頭数は5頭しかいないので大きな違いと言えませんが、美穂所属馬が出走してくる場合は少し注意が必要かもしれません。
  • 生産者から見る傾向では、過去5年はノーザンファーム生産馬から勝ち馬はでていません。しかし複勝率はそれなりに優秀な成績をおさめていると感じます。またノーザンファーム生産馬のなかでも確定人気と比較して見ると、中位人気馬が好走していることが見て取れます。それらの馬には注目して行きたいと考えています。
  • 馬体重から見る傾向では、480㎏~500㎏までの馬体重の馬が好走していることが見て取れます。また460㎏以下の馬が好走していますが、それらは脚質と合わせて見ると前目でレースを進めている馬が多い事が見て取れます。このことから馬体重の軽い馬でも前目で競馬できる馬には注意が必要だと考えています。

文中でもなんども述べましたが、今年の本レースは開催競馬場が異なるためこれらのデータの有効性には注意が必要です。しかしこれらの中から比較定参考に出来る事を考えながら、競馬予想の参考にしていきたいと考えています。

これらの傾向・注目点と出走馬の能力等を加味しながら、Twitterで選択馬と買い目を発表しますので、そちらも見てもらえると嬉しいです。

最後までお付き合い、ありがとうございました。

Good Luck

~未来は誰にもわからないから面白い~

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