2021年5月23日に東京競馬場で開催予定GⅠオークスの傾向を、過去5年のレース間隔・前走出走競馬場・前走出走レース・前走出走距離などのデータをもとに紐解いていきます。
特に注目したいのが
- 前走出走レースから見る傾向(桜花賞出走馬に注目)
- 前走着順と前走人気順から見る傾向(前走1着馬に注目)
以上の2項目です。
それでは、お付き合いよろしくお願いします。
基本情報
1.過去5年のレース条件とレース環境
西暦 | 会場 | 年齢 | グレード | 斤量 | 芝・ダート | 距離 | 頭数 | 馬場 |
2020年 | 東京 | 3 | 1 | 牝・定量 | 芝 | 2400 | 18 | 良 |
2019年 | 東京 | 3 | 1 | 牝・定量 | 芝 | 2400 | 18 | 良 |
2018年 | 東京 | 3 | 1 | 牝・定量 | 芝 | 2400 | 17(18) | 良 |
2017年 | 東京 | 3 | 1 | 牝・定量 | 芝 | 2400 | 18 | 良 |
2016年 | 東京 | 3 | 1 | 牝・定量 | 芝 | 2400 | 18 | 良 |
過去5年のレース条件の変更はありません。
2018年に取り消しが1頭あります。これ以降の頭数には含みません。
2.過去5年の1~3着馬
西暦 | 1着 | 2着 | 3着 |
2020年 | デアリングタクト | ウインマリリン | ウインマイティー |
2019年 | ラヴズオンリーユー | カレンブーケドール | クロノジェネシス |
2018年 | アーモンドアイ | リリーノーブル | ラッキーライラック |
2017年 | ソウルスターリング | モズカッチャン | アドマイヤミヤビ |
2016年 | シンハライト | チェッキーノ | ヴッシュ |
レース間隔から見る傾向
下の表は、過去5年の1~3着馬の前走からのレース間隔をまとめたものです。
西暦 | 1着 | 2着 | 3着 |
2020年 | 中5週 | 中3週 | 中5週 |
2019年 | 中5週 | 中2週 | 中5週 |
2018年 | 中5週 | 中5週 | 中5週 |
2017年 | 中5週 | 中3週 | 中5週 |
2016年 | 中5週 | 中3週 | 中3週 |
過去5年は中5週までの出走間隔の馬しか馬券圏内に入賞していません。
前走出走競馬場から見る傾向
下の表は、過去5年の1~3着馬の前走の出走競馬場をまとめたものです。
西暦 | 1着 | 2着 | 3着 |
2020年 | 阪神 | 東京 | 阪神 |
2019年 | 阪神 | 東京 | 阪神 |
2018年 | 阪神 | 阪神 | 阪神 |
2017年 | 阪神 | 東京 | 阪神 |
2016年 | 阪神 | 東京 | 東京 |
次に、上の表を勝率・連対率・複勝率になおしたものです。
前走出走競馬場 | 勝 率 | 連対率 | 複勝率 |
阪神 | 100 | 60 | 66.7 |
東京 | 0 | 40 | 33.3 |
最後に、前走の出走競馬場ごとに勝率・連対率・複勝率を算出したものです。
前走出走競馬場 | 頭数 | 勝 率 | 連対率 | 複勝率 |
阪神 | 43 | 11.6 | 14 | 23.3 |
東京 | 33 | 0 | 12.1 | 15.2 |
中山 | 7 | 0 | 0 | 0 |
京都 | 5 | 0 | 0 | 0 |
小倉 | 1 | 0 | 0 | 0 |
前走阪神競馬場出走馬が、出走頭数も多く優秀な成績を残しているので注目していきます。
前走出走レースから見る傾向
下の表は、過去5年の1~3着馬の前走の出走レースをまとめたものです。
西暦 | 1着 | 2着 | 3着 |
2020年 | 桜花賞 | フローラS | 忘れな草賞 |
2019年 | 忘れな草賞 | スイトピーS | 桜花賞 |
2018年 | 桜花賞 | 桜花賞 | 桜花賞 |
2017年 | 桜花賞 | フローラS | 桜花賞 |
2016年 | 桜花賞 | フローラS | フローラS |
次に、上の表を勝率・連対率・複勝率になおしたものです。
前走出走レース | 勝 率 | 連対率 | 複勝率 |
桜花賞 | 80 | 50 | 53.3 |
フローラS | 0 | 30 | 26.7 |
忘れな草賞 | 20 | 10 | 13.3 |
スイトピーS | 0 | 10 | 6.7 |
最後に、前走の出走レースごとに勝率・連対率・複勝率を算出したものです。
前走出走レース | 頭数 | 勝 率 | 連対率 | 複勝率 |
桜花賞 | 37 | 10.8 | 13.5 | 21.6 |
フローラS | 24 | 0 | 12.5 | 16.7 |
忘れな草賞 | 6 | 16.7 | 16.7 | 33.3 |
スイトピーS | 9 | 0 | 11.1 | 11.1 |
フラワーC | 3 | 0 | 0 | 0 |
矢車賞 | 4 | 0 | 0 | 0 |
その他グレード | 2 | 0 | 0 | 0 |
その他 | 4 | 0 | 0 | 0 |
過去5年は桜花賞・フローラS・忘れな草賞以外からの入賞馬は1頭しかおらず、かなり極端な傾向が見受けられる。その中でも桜花賞組が好成績を残していることがわかります。その他では分母が小さいので参考程度ですが、近2年好成績を残している忘れな草賞にもやや注意が必要と考えます。
前走出走距離から見る傾向
下の表は、過去5年の1~3着馬の前走の出走距離をまとめたものです。
西暦 | 1着 | 2着 | 3着 |
2020年 | 芝1600m | 芝2000m | 芝2000m |
2019年 | 芝2000m | 芝1800m | 芝1600m |
2018年 | 芝1600m | 芝1600m | 芝1600m |
2017年 | 芝1600m | 芝2000m | 芝1600m |
2016年 | 芝1600m | 芝2000m | 芝2000m |
次に、上の表を勝率・連対率・複勝率になおしたものです。
前走出走距離 | 勝 率 | 連対率 | 複勝率 |
芝2000m | 20 | 40 | 40 |
芝1800m | 0 | 10 | 6.7 |
芝1600m | 80 | 50 | 53.3 |
最後に、前走の出走距離ごとに勝率・連対率・複勝率を算出したものです。
前走出走距離 | 頭数 | 勝 率 | 連対率 | 複勝率 |
芝2200m | 4 | 0 | 0 | 0 |
芝2000m | 29 | 3.4 | 13.8 | 20.7 |
芝1800m | 17 | 0 | 5.9 | 5.9 |
芝1600m | 39 | 10.3 | 12.8 | 20.5 |
桜花賞は1600mフローラS・忘れな草賞は2000mなのでこちらも偏った結果となりました。
前走着順と前走人気順から見る傾向
下の表は、過去5年の1~3着馬の前走着順をまとめたものです。
西暦 | 1着 | 2着 | 3着 |
2020年 | 1 | 1 | 1 |
2019年 | 1 | 1 | 3 |
2018年 | 1 | 3 | 2 |
2017年 | 3 | 1 | 12 |
2016年 | 2 | 1 | 5 |
次に、過去5年の1~3着馬の前走人気順をまとめたものです。
西暦 | 1着 | 2着 | 3着 |
2020年 | 2 | 4 | 3 |
2019年 | 1 | 2 | 3 |
2018年 | 2 | 3 | 1 |
2017年 | 1 | 12 | 2 |
2016年 | 2 | 3 | 1 |
前走1着馬の連対が多いことがわかります。複勝を見ても前走3着以内の馬が多く見受けられる結果となりました。
前走着順と人気順を見比べてみると、人気にかかわらず結果を残した馬の方が好成績なことがわかります。
前走人気順を全体で見ると、3番人気以内の馬が好成績を残している事がわかります。
前々走出走レースから見る傾向
下の表は、過去5年の1~3着馬の前走着順をまとめたものです。
西暦 | 1着 | 2着 | 3着 |
2020年 | エルフィンS | ミモザ賞 | ディジー賞 |
2019年 | 白菊賞 | クイーンC | クイーンC |
2018年 | シンザン記念 | チューリップ賞 | チューリップ賞 |
2017年 | チューリップ賞 | 1勝クラス | クイーンC |
2016年 | チューリップ賞 | アネモネS | 1勝クラス |
チューリップ賞・クイーンC組の成績が良いことがわかります。
まとめ
過去5年のレース条件の変更はありません。
2018年に取り消しが1頭あります。
- レース間隔から見る傾向では、過去5年は中5週までの出走間隔の馬しか馬券圏内に入賞していません。
- 前走出走競馬場から見る傾向では、阪神競馬場出走馬が、出走頭数も多く優秀な成績を残しているので注目していきます。
- 前走出走レースから見る傾向では、桜花賞・フローラS・忘れな草賞以外からの入賞馬は1頭しかおらず、かなり極端な傾向が見受けられる。その中でも桜花賞組が好成績を残していることがわかります。その他では分母が小さいので参考程度ですが、近2年好成績を残している忘れな草賞にもやや注意が必要と考えます。
- 前走出走距離から見る傾向では、桜花賞は1600mフローラS・忘れな草賞は2000mなのでこちらも偏った結果となりました。
- 前走着順と前走人気順から見る傾向では、前走1着馬の連対が多いことがわかる。複勝を見ても前走3着以内の馬が多く見受けられる結果となりました。前走着順と人気順を見比べてみると、人気にかかわらず結果を残した馬の方が好成績なことがわかります。
- 前々走出走レースから見る傾向では、チューリップ賞・クイーンC組の成績が良いことがわかります。
これらの傾向・注目点・注意点と出走馬の能力等を加味しながら、Twitterで選択馬と買い目を発表しますので、そちらも見てもらえると嬉しいです。
また、ローテーション以外の過去5年のデータから見る傾向をこちらにまとめていますので、あわせてご覧ください。
最後までお付き合い、ありがとうございました。
それでは、良い競馬ライフをお過ごしください。
Good Luck
~未来は誰にもわからないから面白い~
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